フィドルのマイク その1
最近、10年ほど使っていたPAシステム、YAMAHAのSTAGEPASS300が寿命を迎えてしまい新たな機材を色々物色した。
楽器本体や弓、弦、肩当てなどアコースティックな部分は予算と相談しつつもこだわり抜いているがライブで使用する機材類は今の所あまり冒険できていないかもしれない。
確か最初に買ったマイクはAKGのグースネックタイプのものだったと思う。
フィドルを初めて1年くらいで右も左もという感じだったがパブのライブに必要で、知人のアドバイスのもとでファンタム電源のBL29とともに購入した。
その後割と雑に使っていたことがたたり、AKGのマイクが断線...一時Audio Technicaの廉価グレードのものを借りてしのいでいたこともあった。
2016年にDai Komatsu & Tetsuya Yamamotoのデュオの活動がスタートし、機材の詳しい相方と色々相談しながら揃えていっている。
現在のメインのマイクはDPA 4099。
ナチュラルな音質や音の広がり、取り付け時の安定性などトータルで非常に高いパフォーマンスのマイクだと思う。
ライブをコンスタントにやっている日本のフィドル奏者たちもほぼ4099を所有している印象がある。
スタンダードのマイクと言っても過言ではないが良いお値段がする。
Dai Komatsu & Tetsuya Yamamotoのライブではフィドルに加えヴィオラを常時使っているので当初はセットの度に付け替えをしていたが結局昨年買い足し今は写真の通り二本となった。